lgbtの方向けのグループ療法

LGBTの方を対象とした、8週間全8回、オンラインによるグループ療法への参加者を随時募集しています。ここで使われるプログラムは、自分への思いやり(セルフ・コンパッション)を高め、恥や自己批判を和らげることでメンタルヘルスを改善する効果が実証されているコンパッション・フォーカスト・セラピー(CFT)という心理療法です。

 

現在心療内科や精神科を受診中の方は、参加を申し込まれる前に、主治医の許可をもらってください。

 

実施時間と方法: 現在、日曜日の 19:00~21:00 、オンラインのみです。


グループの概要

  • 対象:LGBTを自認する18歳以上の当事者
  • 形式:Zoomを使ったオンラインによるグループ療法
  • 定員と開催条件:定員6名。4名以上集まると開催されます。
  • 期間:毎週日曜 19:00~21:00 全8回
  • 実施予定:
    2023年4月2日(日)~5月21日(日)
    2023年6月4日(日)~7月23日(日)
    以後2ヶ月ごとに開催予定
  • 参加費用:25,000円(税込み)
    ※下記の事前カウンセリングと全8回のグループ全てを含む料金です。
  • ファシリテーター:臨床心理士で公認心理師の代表カウンセラーが担当します。
  • 集団心理療法の名称:コンパッション・フォーカスト・セラピー(CFT)
  • 事前のオリエンテーション:日程を合わせ、オンラインで事前の個別オリエンテーションを行います。詳しくは以下の「事前のオリエンテーション」をご覧ください。
  • 事前・事後のアンケート:グループ参加前に1回と参加後に2回の計3回、アンケートにお答えいただきます。アンケート結果はグループの改善に利用されるほか、匿名化され、以下の臨床研究に用いられます。以下の「臨床研究への協力について」をご確認ください。

事前のオリエンテーション

  • 時間と料金:50分間  、料金は上記の参加費用に含まれています。
  • 形式:Zoomを用いたオンラインで50分間、個別の事前オリエンテーションを受けていただきます。その際、グループの目的や手順についてご説明します。主な悩みの内容についても簡単にお聞かせいただきます。集団ではなくカウンセラーとの1対1で行われます。
  • グループに参加いただけない場合:臨床心理学的観点からご負担が見られると判断された方はグループ療法ではなく、一般のカウンセリングをご提案させていただきます(参加は自由意志)。ご理解いただけますようお願いいたします。
  • 日程:ご都合の合うお時間帯に行います。お問い合わせ時にご希望をお知らせください。
  • 事前準備:現在、心療内科や精神科に通院中の方は、事前カウンセリングまでに主治医の許可を受けてください。

臨床研究への協力について

  • このグループは、臨床心理学研究の一環という面を持ち合わせています。そのため、以下の事項にご同意いただける方に参加を限定させて頂きたいと思います。
  • 臨床研究について:今後の臨床心理学的研究の発展のため、事前事後アンケートにて頂いたデータは解析され、個人が特定されない形で匿名化され関連学会で発表されたり学術雑誌に掲載される場合があります。発表された際、結果の報告をご希望の場合は報告させて頂きます。
  • 記録について:このグループ療法は録画させていただきます。録画データはカウンセラーが指導者から指導を受ける際に使用されます。またその際、逐語録(文字起こしされたもの)が作成されます。逐語録が作成され、指導者からの指導を終えた後、録画データは速やかに削除されます。逐語録は匿名化され、個人が特定される内容は残りません。後日ケース報告として関連学会で発表されたり学術雑誌に掲載された後、逐語録も削除されます。
  • 結果の報告について:関連学会等で発表された結果は、発表された翌年のゴールデンウィークに開催されるプライドウィーク内にオンラインで発表されます。その際は、事前にいただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。報告会の定員とは別枠で無料にてご招待いたします。期間中複数回報告会を行いますのでご視聴ください。

カウンセリング時間: 日月火のみ 10:00~20:00(最終受付:19:00)