カウンセラーの紹介

「性や愛、恋といった根源的な欲求が、人と人とを引き離すのではなく、結びつけるものであってほしい」という思いから、心理学を学び臨床心理士を目指しました。

 

恥や恐れに圧倒され、「本当の私」から目を背けるのではなく。自分をより大きく感じようとして何かに頼りすぎるのでもなく。心の深いところにある、勇気と誇りとセルフ・コンパッション(自分への思いやり)を花咲かせる。そのためのお手伝いができたら幸せです。

 

コンパッション:「思いやり」や「慈悲のこころ」と訳される。中核的な要素は、「知恵」「温かさ」「勇気と忍耐力」「コミットメント(関わろうとする強い意志)」。


  • 経歴岐阜大学農学部の教職課程在籍中に心理学に出会いました。卒業後は宮沢賢治に憧れ、農業教諭となり、高校で教鞭をとりました。担任をもち、万引きやリストカットなどの「問題行動」を示す生徒や不登校の生徒達、そのご家族と貴重な時間をともに過ごしました。その後、親友の自死を切っ掛けに自殺のない社会を作りたいと強く思い、東京成徳大学大学院心理学研究科へ進学。依存症専門の精神科クリニックでのインターンなどを経て2020年3月に修了。翌年、公認心理師と臨床心理士の資格を取得しました。
  • 所属:東京都内の依存症DV専門のカウンセリングルームで週4日勤務しています。精神科クリニックおよび企業のEAP(従業員支援プログラム)と連携し、薬物やアルコール、ギャンブル、性依存などの依存症共依存の他、虐待DVなどの問題を抱えた機能不全家族で育ったACアダルトチルドレン)など、愛着トラウマ感情調節対人関係、衝動性の問題を抱える方々の回復を支援しています。
  • 用いる心理療法:愛着理論と感情理論にもとづく統合的心理療法であるAEDP™(加速化体験力動療法)と、自分への思いやり(セルフ・コンパッション)を育むコンパッション・フォーカスト・セラピーCFT、感情に焦点を当てた心理療法であるEFT感情焦点化療法家族療法をベースにしています。その上で、マインドフルネスおよび認知行動療法をクライエントに合わせて提供します。LGBTQレズビアンゲイバイセクシュアルトランスジェンダークエスチョニングなど性的マイノリティ)の方を対象としたカウンセリングも提供しています。
  • インターン先アパリクリニック(東京都新宿区にある、依存症専門の精神科クリニック)、東京都の区立小学校(特別支援学級ほか、発達障害・自閉症・知的障害を抱える児童の学習と心理支援)
  • 社会活動特定NPO法人 ぷれいす東京ボランティア・スタッフ(HIV陽性者を対象とした傾聴ボランティア)、AGP活動メンバー(AGP:LGBTIQ当事者とその家族・友人を支援する、医療・福祉・教育・カウンセリング専門家の全国組織)
  • 生まれた年:1976年
  • 上の写真:「ちょっと前」に撮ってもらった写真です。9月ごろの函館です。この写真をみると、また行きたいなと時々思い出します。